子供がお風呂嫌いで、全然お風呂に入ってくれない・・・
お風呂嫌いを克服する方法を教えて!
本記事はこのような悩みの方に向けて書いております。
- 子供がお風呂を嫌う理由を解説
- 子供のお風呂嫌いの解決法
- 【実践編】わが家が試した子供のお風呂嫌いを克服する方法
わが家には、極度のお風呂嫌いだったの1歳7ヶ月の娘がいます。
娘の前で「お風呂」と言うだけで、号泣して暴れまわります。
強引にお風呂場に連れて行くと、全エネルギーを使って風呂場からの脱出を試みます。
こんなにお風呂が嫌いなわが家の娘ですが、パパである僕は色んな方法を試して娘をお風呂好きにする事に成功しました。
本記事では、わが家が試した子供のお風呂嫌いの解決法について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
子供がお風呂を嫌う理由を解説
子供によってお風呂を嫌う理由は様々ですが、過去のお風呂であった嫌な事が原因と言われています。
嫌な事は、もう一度繰り返したくないのは大人も同じです。
一般的に子供がお風呂嫌いになる理由は下記の5点です。
- シャンプーが目に入って痛かったから嫌だ
- お風呂のお湯が熱かったから嫌だ
- お風呂の床で滑ったから嫌だ
- 体洗うアカスリでゴシゴシされて痛かったから嫌だ
- 遊んでいたのに強引にお風呂に入れられたから嫌だ
子供のお風呂嫌いの解決法
子供がお風呂を嫌いになる理由を分析して解決方法を導き出しました。
お風呂に入りたくない(嫌な思いをしたくない)
【子供のお風呂嫌いの解決方法】
①お風呂は怖くない楽しい場所と認識させる
②子供が嫌がる事が発生させない
大事なのは、すでにインプットしてしまった怖いイメージを楽しいに変える事です。
いくらお風呂の温度を整えてバスマットを敷いても、子供のイメージを払拭する事はできません。
順番としては、まず①のお風呂を楽しい場所と認識させる事を行い、子供にお風呂に入ってもらい②を実行するという流れです。
それでは、わが家が試した事を紹介していきます。
【実践】わが家が試した子供のお風呂嫌いを克服する方法
わが家が試した子供のお風呂嫌いを克服する方法を上の項目で解説した①と②の順番で紹介していきます。
お風呂は怖くない!楽しい場所と認識させる方法6選
お風呂に特別なおもちゃを用意する
子供の気を引くには、おもちゃが非常に有効です。
言葉がわからない年齢の子供に、「お風呂に入らないと不衛生だよ」と言っても理解してもらう事は不可能です。
なので、「お風呂には大好きなおもちゃがある、だからお風呂は楽しい場所だ!」とインプットさせる事が有効です。
ここで大事な事は、お風呂場のおもちゃはお風呂場でしか遊ばせないという事です。
リビングでも遊ぶ事ができてしまうと特別感が薄れます。
わが家では、お風呂から物理的に移動できないおもちゃを採用しています。
例えば下記のように、お風呂の壁に吸盤で固定しているおもちゃなので、リビングに持っていく事はできません。
(もちろん大人が引っ張ればすぐに取り外しができますが・・・・)
あとは、下記の写真のようなお風呂の壁に貼れるポスターも非常に効果的です。
子供はポスターではなく壁だと思っていますが、取り外しができるなんて思っていません。
ディズニーのキャラクターを覚えながら、アルファベットも学べるので一石二鳥です。
写真のディズニーのお風呂用ポスターは「ディズニー英語システム」の無料サンプルを申し込むと無料でもらえます。
勧誘の電話とかは一切来ないので、無料でディズニーグッズをもらいましょう。
関連記事:【やらなきゃ損】お得な無料プレゼントまとめ【2020】子育て節約ママ・パパ向け
お風呂グッズは全て子供向けのものにする
お風呂の環境作りは非常に重要なので、おもちゃだけでなくシャンプーやボディーソープ、アカスリは全て子供が好きそうなデザインのものを使っています。
僕は、本気で娘のお風呂嫌いを克服しようと思ったので、お風呂場をアミューズメントパークにさせる為に細かい部分もこだわりました。
▼人気キャラクターのシャンプー▼
お風呂はお絵かきする場所だと思ってもらう
わが家の娘はお絵かきが大好きです。
落書き好きなパパに似たのでしょう。
お風呂の壁に描けるクレヨンが100均とかに売っているので、それを買って一緒にお絵かきしましょう。
普段より大きなキャンバスに描くことができるので子供のテンションも爆上がりです。
もちろんシャワーですぐに消えるのでお風呂が汚れる心配もありません。
まずは100均のクレヨンで反応を見て、良さそうだったら下記のクレヨンを買う事をおすすめします。
100均のクレヨンは色がはっきり出ません。
お風呂の動画を見て、楽しい場所だと思ってもらう
お風呂嫌いを克服させる為の、無料の動画がYouTubeにはたくさんあります。
わが家の娘が好きな動画が「SUPER JOJO」のおふろのうたの動画です。
子供が音楽に合わせて楽しみながらお風呂に入っています。
このような動画を見せる事で、「他の子がお風呂に楽しく入っているんだからお風呂は楽しい場所だ!」と思わすことができます。
「SUPER JOJO」は他にも歯磨きだったり子供の生活習慣に関する動画を多数配信しています。
無料なので非常におすすめです。
また英語版の動画もあるので英語学習にも使えます。
おすすめの動画を下記の記事でまとめていますので是非参考にしてみてください。
関連動画:Super JoJo(スーパージョジョ)とは?YouTubeで無料学べる英語
お風呂の絵本を読ませて、お風呂が楽しい場所だと思ってもらう
教育方針上、YouTubeは見せないという家庭もあると思います。
そういった場合は絵本を有効活用しましょう。
わが家では、「のんたん」シリーズのお風呂の絵本を読ませています。
内容は、お風呂嫌いのウサギの「のんたん」が友達と一緒にお風呂に入る事でお風呂嫌いを克服していく話です。
お風呂嫌いの子供にはぴったりの内容ですね。
お風呂場ではパパママは元気良く楽しい環境を作る
次は、一緒に入るパパママのテンションです。
動画や絵本を見て、お風呂のイメージが変わり、特別なおもちゃで遊びたい!と子供が思っても一緒に入るパパママの元気が無かったら、子供は一瞬で見抜いてしまいます。
なので、とにかくお風呂場ではテンションを上げましょう。
仕事帰りで疲れてお風呂はゆっくりしたいという気持ちを捨てて、子供と楽しむ事を最優先にしましょう。
僕は、子供とのお風呂の時間と別に寝かしつけた後にもう一度お風呂に入るようにしています。
なので子供とのお風呂では自分の体は洗いません。
子供は、「アンパンマン」より「しまじろう」より「ミッキー」よりパパママが大好きです。
お風呂場では、パパママと楽しく遊べると思ってもらう事がお風呂嫌い克服の1番重要な事です。
子供にたくさん話しかけてあげて、褒めてあげましょう。
「シャンプーよく我慢したねー!えらい!!よっ!大統領!!」ととにかく褒めて子供の気持ちを高めてあげればお風呂は楽しい場所だと思ってもらえるようになります。
お風呂で子供が嫌がる事を発生させない方法
子供が、お風呂に対する嫌なイメージを払拭する事ができたら、次はお風呂場で起こる可能性のある問題を潰していきましょう。
せっかくお風呂が楽しくなったのに、お風呂場で嫌な事があると、すぐに子供はお風呂嫌いに戻ってしまいます。
シャンプーの泡が目に入らないようにする
子供のお風呂嫌いの理由の不動のNo1はシャンプーが目に入って痛かったからです。
言葉でコミュニケーションを取れる年齢であれば、「目をつぶって!」と声を掛ける事ができますが、そうではない年齢の子供には難しいですね。
わが家の娘もシャンプーが原因でお風呂嫌いになりました。
この解決方法としては、絶対にシャンプーを目に入れない方法で洗う事です。
僕が実践したのは、美容院のようなシャンプーの仕方です。
今まで皆さんは美容院でシャンプーやシャワーが目に入った事はありますか?
多分ない人がほとんどだと思います。
なので美容院のように仰向けの状態で髪の毛を洗うとシャンプーが目に入る事はありません。
さすがに自宅で業務用のシャンプー台を導入する事は難しいので、わが家では昔使っていた「ベビーバス」に入れてシャンプーをしました。
最初は少し戸惑っていましたが、顔が濡れないとわかってからは自らベビーバスの中で仰向けになるようになりました。
その他、下記記事でシャンプー嫌いの対処法について解説しております。
ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:子供がシャンプーを嫌がる時の対処法!わが家が試した8つ方法を解説
お風呂のお湯は適温に設定する
子供の肌は非常にデリケートなので、大人が温かいと感じる温度では熱いと感じてしまいます。
一般的に、1歳児のお風呂のお湯の適温は36〜38度と言われています。
大人が入ると少し物足りないと感じるぐらいがちょうど良いです。
大人が快適に感じる40〜42度のお湯は子供にとっては地獄ですね。
いつもお風呂の温度を大人用に設定している人は、温度を下げてみてください。
それだけで、子供はお風呂に入ってくれます。
そりゃそうだよね。
熱湯風呂だと思っているのだから、適温だと子供は嬉しいよね。
不安な方は湯温計を使ってお風呂のお湯の温度を測ってから子供を入れる事をオススメします。
わが家では、こんな可愛らしい湯温計を使っています。
お風呂での転倒防止
誰もが経験した事があると思いますが、お風呂でツルッと滑って頭を角にぶつけるとびっくりするぐらい痛いですよね。
なんと2015年の厚生労働省が発表したデータによると、お風呂内での死亡事故は交通事故で死亡した人数の6倍も多いみたいです。
それぐらいお風呂での転倒は危険という事です。
わが家の娘も一度お風呂で転倒した事があります。
滑り止めのマットを引いてい他ので大事には至りませんでいたが、相当な恐怖だったみたいで、すぐにお風呂から離脱しお風呂に入るのを怖がっていました。
お風呂場に滑り止めのマットを引いていない家庭は、今すぐに導入しましょう。
子供向けのかわいいマットも良いですが、心配性の僕は介護施設でも使っている滑りにくいマットを使っています。
【番外編】効率良くお風呂に入る為に
お風呂場アミューズメント計画は無事に成功し、娘はお風呂に入ってくれるようになったのですが、稀にグズる時があります。
そんな時、わが家はベビタブ(babytab)という子供用の入浴剤を利用しています。
■重炭酸温浴法ができ、ぬるく感じる温度でもじっくり体の芯から温めて体温を上げてくれる
■お風呂に浸かるだけで体の汚れを落としてくれる
子供向けの入浴剤なので、デリケートなお肌にも安心です。
短い時間で体温を上げてくれて、体を洗う必要がないので、子供がグズった時やパパママが忙しい時に最適な入浴剤です。
わが家がベビタブを使った感想やより詳細な情報は下記の記事にまとめております。
是非参考にしてみてください。
関連記事:【赤ちゃんの肌に良い入浴剤ベビタブ(babytab)】効果、成分、口コミを解説
まとめ
お風呂嫌いの子供の克服方法について改めて整理します。
お風呂に入りたくない(嫌な思いをしたくない)
【子供のお風呂嫌いの解決方法】
①お風呂は怖くない楽しい場所と認識させる
②子供が嫌がる事が発生させない
①お風呂は怖くない楽しい場所と認識させる方法
- お風呂に特別なおもちゃを導入
- お風呂グッズを全部子供向けの商品にする
- お風呂場はお絵かきする場所
- お風呂が楽しくなる動画を見せる
- お風呂が楽しくなる絵本を見せる
- お風呂ではパパママは元気良く
②子供が嫌がる事が発生させない方法
- シャンプーは美容院スタイルで
- お風呂のお湯は38度ぐらいに設定
- お風呂では絶対に転倒させない
- のぼせない為に、ベビタブを活用
お風呂嫌いの子供がいるパパママは、今回紹介したどれか一つでも試してみる事をおすすめします。
もちろん、子供には合う合わないがあるので全員に効果が出るものだとは思いませんが、これだけ徹底すればどれか一つぐらいは効果があると思います。
それでは子供との素敵なお風呂タイムを目指して今日も子育て頑張りましょう。