子供に絵本を読ませたいけど、絵本には種類が多すぎてどれを買えばよいかわからない・・・
おすすめの絵本を教えて!
本記事はこのような悩みの方に向けて書いております。
- 0~1歳児向けの絵本の選び方
- 親目線で絵本を選ぶのもOK
- 絵本の読み聞かせのメリット
- わが家のおすすめ絵本11選
現在、1歳半の娘がいる現役パパです。娘は絵本が大好きなので毎日朝と夜に読み聞かせをしています!
僕は、娘が生まれた時に絵本を買おうと本屋にいきましたが、数が多すぎて何を買えばよいかわからず困惑してしまいました。
絵本がどれぐらい多いかと言うと、絵本ナビ という1500万人の方が使っている絵本試し読みサイトでは約1万冊以上の絵本があると言われています。
この中から自分の子供に合った絵本を探すのは、きびしい・・・
なので、わが家で実際に読み聞かせをした絵本を紹介します。
少しでも参考になると嬉しいです。
0~1歳児向けの絵本の選び方
まずはたくさんある絵本の中で0~1歳児向けの絵本の選び方を解説します。
オノマトペ等、リズム感のあるワードを使っている絵本
オノマトペとは動物の鳴き声や、感情、状態を音にした擬声語というものです。
例えば、動物の鳴き声の「ワンワン」「ブーブー」「にゃーにゃー」や
車の「ブーブー」歩く時の
「てくてく」などをオノマトペと呼びます。
子供が真似しやすい単語が多く、読み聞かせをしているパパママの真似をして何度も発音しようとするので言葉の発達に効果があります。
頑丈な絵本
1歳ぐらいの子供だと、本は読むもの、見るものでもありますが、破ったり折り曲げたりするものでもあります。
薄っぺらい紙の絵本だと、子供たちは全てのページを破ってしまいます・・・
せっかく買ったのに・・・
なので厚紙を使って子どもの力では破りにくい折り曲げにくい絵本を選ぶ事は、1冊の本を長く楽しむ為には必要な事です。
▼娘に激しく遊ばれたわが家の絵本です・・・▼
物語の内容を理解するのは難しい。イラストで選ぶのもOK
1歳の子供が物語の起承転結を理解するのは難しいです。
なので、本の内容というより子供が興味ありそうなイラストで選ぶのも全然OKです。
絵本には、大人には到底理解できない物語がないイラスト勝負のものがたくさんあります。
子供にはそういった本でも十分楽しめる事ができるのです。
親目線で絵本を選ぶのもOK
絵本は子供が読みたいものを選ぶのが一番ですが、親目線で子供に読ませたいという観点で選ぶのもおすすめです。
歯磨きや寝かしつけの習慣についての絵本
1歳の子供に対して、頭ごなしに「ごはん食べたら歯磨きしてね」と伝えてもあまり効果はありません。
そういう時には絵本の出番です。
「アンパンマン」や「のんたん」など人気キャラクターの絵本には必ず日常習慣を教えて絵本があります。
「アンパンマンもご飯の後は歯磨きしているから〇〇ちゃんも歯磨きしようねー」と絵本を見ながら子供に伝えると、子供は絵本を真似するのが好きなので、歯磨きをしてくれるようになります。
繰り返し続けて習慣にしていくのが大事です。
英語教育の絵本
大人になって、子供のうちから英語をやっておけばよかったなと思うパパママは非常に多いと思います。
大人になってからの脳と子供の脳では言語を覚えるスピードに圧倒的に差がでます。
特にリスニングに関しては3歳までにどれだけ英語を聞くかによって大人になってからのリスニング能力に差がでます。
最初は小学生レベルの英語の本で良いので、パパママが発音して(下手でも問題ないです)子供に英語を聞かせる事は非常に重要です。
親として読ませたくない絵本は買わない
わが家は、「アンパンマン」をできるだけ子供に読ませないように努力してきました。
理由は、リノベーションをして自分好みにした家が部屋が「アンパンマン」一色になるのが嫌だったからです。
その為、わが家では「セサミストリート」を見せていました。
「アンパンマン」でなければならない理由はないので、多少親の要望を入れた絵本選びもありです。
※でも「アンパンマン」のパワーには勝てず・・・「アンパンマン」の絵本やぬり絵を買い与えてしまっています。
「アンパンマン」のパワーは異常です。お店にいって、子供の目の高さにある商品には必ずといっていいほどアンパンマンが登場します。
スーパーにいっても、ドラッグストアにいってもアンパンマンが子供を誘うのです。
日本に住んでいる限り「アンパンマン」を避ける事は非常に難しいと実感しております。
絵本の読み聞かせのメリット3選
ここでは、絵本の読み聞かせをする事でどんなメリットがあるのかを解説します。
言葉を理解して国語力の強化
絵本を読み聞かせる事で、子供はびっくりするスピードで言葉を覚えていきます。
ぜひ時間を作って毎日絵本を読み聞かせてみてください。
昨日は絵本を読んでも「あー、うー」しか言えなかった子が1日経つと絵本に出てくる言葉をしゃべるようになるのです。
子供の成長を感じる事が親にとっては一番幸せな事です。
絵本を通じて、親子で成長していきましょう。
想像力が豊かになる
絵本は物語なので、たくさん読み聞かせをすると想像力が豊かになります。
想像力が豊かになると、相手の事を思いやれるようになり優しい子に育ちます。
また絵本で喜怒哀楽を学び感情表現も豊かになります。
親子でコミュニケーションがとれる
絵本を読み聞かせする事で、子供とコミュニケーションをとる事ができます。
子供が小さい頃は、自分の膝に座らせたり、抱っこしながら読み聞かせをするので親子の親密感が高まります。
仕事が多忙で中々、育児に参加ができないパパには絵本の読み聞かせは本当におすすめです。
スキンシップもとれますし、楽しい時間を一緒に共有する事ができます。
時間があったら率先して優しい声で絵本を読んであげてください。
わが家のおすすめ絵本10選
それでは、早速わが家が実際に買ってよかったと思う、おすすめの絵本を紹介します。
あかあかくろくろ
タイトル | あかあかくろくろ |
発売日 | 2010年6月30日 |
対象年齢 | 0~2歳 |
本のサイズ | 17.5㎝×17.5㎝ |
出版社 | 株式会社 学研プラス |
作者 | 柏原晃夫(かっしー) |
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この絵本の見どころ
0,1歳児向け絵本の定番です。
黒・白・赤といった強い配色のコントラストは、生後6か月の赤ちゃんでも認識する事ができます。
赤ちゃんの目から20㎝程の位置でこの絵本を見せると、泣き止んだり笑顔になったります。
また本の内容はオノマトペがふんだんに使われていて少し大きくなった1歳児ぐらいの子供でも楽しむ事ができます。
子供に初めて買う絵本にはぴったりです。
ごぶごぶ ごぼごぼ
タイトル | ごぶごぶ ごぼごぼ |
発売日 | 1994年4月 |
対象年齢 | 0歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | 福音館書店 |
作者 | 駒形 克己 |
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この絵本の見どころ
わが家の娘は、この絵本を生後6か月の時にに見せたら、なぜか怖がっていました・・・
でも8カ月頃に再チャレンジをしたら、とても気に入ってくれて今では「ごぶごぶ」としゃべるようになりました。
はらぺこ あおむし
タイトル | はらぺこ あおむし |
発売日 | 1976年5月 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | 偕成社 |
作者 | 作・絵: エリック・カール 訳: もり ひさし |
この絵本の見どころ
「はらぺこ あおむし」は子供向け絵本では圧倒的に有名です。
絵本だけでなく、おもちゃもたくさん発売されているので、ご存じの方も多いと思います。
絵本の内容は、あおむしが生まれて、美味しいものをたくさん食べて、蝶になるという話です。
絵もダイナミックでカラフルで子供にもわかりやすく、なんと言っても歌がとても有名です。
保育園に通わせているのであれば子供は絶対に聞いた事があると思います。
ごろんご ゆきだるま
タイトル | ごろんご ゆきだるま |
発売日 | 2007年10月 |
対象年齢 | 0歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | 福音館書店 |
作者 | たむらしげる |
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この絵本の見どころ
この絵本は、普通の絵本と作り方が違います。
作者が染めて縫い上げた布を原画にした手作り感が温かい絵本です。
内容としては、ふわふわ雪の降り積もった地面から生まれた好奇心旺盛な雪だるまが元気に遊ぶ姿を描いています。
作品の中には「ふわふわ」「ごろごろ」とオノマトペをふんだんに使っており子供も真似して遊ぶ事ができます。
今まで、数え切れない程の絵本を読んできましたが、こういった原画の作り方をしている絵本は初めてです。
欲を言えば、本物の布で作った絵本とかあれば、触感も紙と違って温かいものになって良かったのかも。
だるまさんが
タイトル | だるまさんが |
発売日 | 2008年1月 |
対象年齢 | 0歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | ブロンズ新社 |
作者 | かがくい ひろし |
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この絵本の見どころ
「だるまさんが転んだ」で有名なだるまが、「だ・る・ま・さ・ん・が」の後に転んだり、おならをしたり笑ったりと子供にわかりやすい内容でユーモアに描かれています。
子供は、お笑いでいう所の「天丼」が大好きです。(天丼とは繰り返し同じボケをする事です)
この本はまさに、天丼!!
「ミルクボーイ」がM1を優勝したのは、天丼とは普遍的に全人類が愛する笑いのロジックなのですね。
わが家の娘は、「どて」とだるまが転ぶシーンが大好きで、毎回この絵本を読むたびに自分もだるまのように「どて」と転がっていますwww
ちなみにこの絵本は非常に人気があり「だるまさんが」の後に「だるまさんの」「だるまさんと」の同じシリーズが3冊発売されています。
バナナです
タイトル | バナナです |
発売日 | 1984年 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | 文化出版局 |
作者 | 川端誠 |
この絵本の見どころ
まさにバナナ好きの子供に読ませたい絵本です。
この絵本は、バナナが緑色の時から黄色になって食卓に並ぶまでを可愛い絵で表現しています。
今までは、皮をむいたバナナしかわが家の娘は見たことがなかったのですが、この絵本を読んでいつも食べているバナナと黄色い川がついているバナナが頭の中で一致しました。
まさに点と点が線で繋がったような感じです。
それから、スーパーでバナナを見つける度に興奮が止まりません・・・・
じゃがいもちゃん
タイトル | じゃがいもちゃん |
発売日 | 2013年9月4日 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | 14㎝×14㎝ |
出版社 | 偕成社 |
作者 | ひろかわさえこ |
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この絵本の見どころ
この絵本の主人公は「じゃがいも」です。
じゃがいも達が互いに体を洗い綺麗になり、お湯につかり茹で上がり、美味しく食べてもらうまでを描いています。
さきほど紹介した「ばななちゃん」同様、食育を兼ねた絵本になります。
1歳頃の子供に調理の工程を1から見せるのは難しいので絵本が代わりになってくれます。
わが家では娘にマッシュポテトをよく作るのですが、じゃがいもちゃんを読ませて、食育をしています。
やさいだいすき
タイトル | やさいだいすき |
発売日 | 2015年10月10日 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | 13㎝×14㎝ |
出版社 | こぐま社 |
作者 | 柳原良平 |
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この絵本の見どころ
野菜嫌いの子供がいるパパママにおすすめの絵本です。
大根やにんじん、ピーマンなど子供が嫌いな野菜に顔がありキャラクターのように仕上げています。
野菜嫌いは、美味しい料理を作る事でも克服できますが、それでもダメな場合は野菜のイメージアップを図ることも重要です。
カワイイ野菜が描かれているので、あなたの子供と野菜の距離をグッと近づけてくれう一冊です。
ミニサイズの本なので、子供だけでも読みやすいし、厚紙を使っているからビリビリに破かれるのを防止しています。
にんじん
タイトル | にんじん |
発売日 | 1969年11月10日 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | 16.5㎝×16.5㎝ |
出版社 | 福音館書店 |
作者 | せなけいこ |
この絵本の見どころ
かなりシンプルなタイトルの絵本です。
にんじんが好きな動物がたくさん登場し、最後に主人公の子供がにんじんを美味しく食べて元気になる様子を描いています。
絵が切り絵風に描かれており、優しい感じが子供にもしっかし伝わります。
にんじんが苦手な子供は多いですが(わが家の娘もです)、この本を読んで、にんじんが好きな動物がたくさんいるという事を理解させてあげる事ができます。
うさぎさんもにんじん食べているから、○○ちゃんもにんじん食べてみようね。
こんなコミュニケーションに使える一冊です。
ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう
タイトル | ノンタン あわぷくぷく ぷぷぷう |
発売日 | 1980年1月 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | ㎝×㎝ |
出版社 | 偕成社 |
作者 | キヨノ サチコ |
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この絵本の見どころ
大人気「ノンタン」シリーズの中から、子供のお風呂嫌いを克服させる絵本です。
この絵本の内容は、お風呂嫌いのノンタンが友達とお風呂に入り、熊や豚達が楽しそうにお風呂に入っているのを見て、お風呂嫌いを克服していきます。
わが家の娘はシャンプーを流す際に目に泡が入る事で、一時期お風呂嫌いになり、いつも泣いていましたが、この絵本を読ませて「ノンタンも頑張ってるから楽しくお風呂入ろうよ」と娘の機嫌をとっていました。
今ではお風呂好きに大変身し、一度お風呂に入るとなかなか出てくれません。
強引にお風呂から出すと号泣するので違う悩みが・・・・wwww
こういった絵本こそ、親目線で読ませたい絵本ですね。
どんどこ ももんちゃん
タイトル | どんどこ ももんちゃん |
発売日 | 2001年9月 |
対象年齢 | 0歳~ |
本のサイズ | 21㎝×18.7cm |
出版社 | 童心社 |
作者 | とよたかずひこ |
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この絵本の見どころ
人気絵本の「ももんちゃん」シリーズの作品です。
「ももんちゃん」とは、肉まんのような顔面で常におむつ一丁の潔いファッションをしている、この絵本の主人公です。
この絵本の内容は、毎度の事ながら「ももんちゃん」はおむつ一丁という事を忘れて、とにかく急いで何かを目指し走り続けています。
急ぎすぎて途中、坂で転んでしまったり、道を阻む熊に遭遇して力技で投げ飛ばしたりとたくさんのイベントがあります。
ももんちゃんは何故こんなに急いでいるのか?
絵本のラストシーンは衝撃的な展開が!!
おしゃべりことばのずかん
タイトル | おしゃべりことばのずかん |
発売日 | 2018年8月 |
対象年齢 | 1歳~ |
本のサイズ | 228mm×250mm×57mm |
出版社 | ベネッセコーポレーション |
作者 | 監修: 仲田利津子 |
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この絵本の見どころ
「しまじろう」でお馴染みの教育業界のドン「ベネッセ社」が発刊している子供向けの図鑑です。
普通の図鑑ではなく、付属のタッチペンで図鑑のイラストをタッチすると、名前を教えてくれます。
しかも日本語だけでなく、英語対応もしていますし、動物のイラストをタッチすると名前の後にその動物の鳴き声までも教えてくれるという優れもの。
そろそろ言葉の勉強を始めようかなと思っているパパママに非常におすすめです。
▼わが家で、おしゃべりことばのずかんを使ったレビューを記事にしています▼
関連記事:【おしゃべりことばのずかん】1歳半から日本語・英語を学べる知育玩具の口コミ
まとめ
今まで、たくさんの絵本を読み聞かせしてきましたが、有名な絵本よりもパパママと楽しく一緒に読んだ絵本が子供にとってはお気に入りの本になっています。
ただ絵本を与えるだけではなく、親も一緒に楽しむ事を忘れずに絵本を通じて子供とコミュニケーションをとりましょう。
絵本選びについては、WEBで試し読みができる絵本ナビ というサイトがあります。
ここで実際の絵本の絵を子供に見せて、テンションが上がった絵本を購入するのがおすすめです。