知育のおもちゃで人気な「ビジーボード」を手作りできると聞いたのだけど、作り方を知りたい。
本記事は、こんな悩みを抱える方に向けて書いています。
- ビジーボードとは?
- 手作りビジーボードの材料
- ビジーボードの作り方
- 手作りビジーボードの遊び方
- 手作りビジーボードの費用
家中のもの、なんでもかんでも触りたい。スイッチがあったら何が何でも押したい。
1歳を過ぎたあたりから、泣いてわめいて全力で訴えてくるようになりました。
娘が1人では届かない場所にある照明のスイッチを抱っこして触らせてあげました。
夢中でスイッチをカチカチしてすごく楽しそう。
でもずっと抱っこはキツイ…降ろすとギャン泣き…そんなことが多々あり…
どうしたら満足してくれるかな?どうしたら娘が思いきり遊べるかな?
考えた末、娘が触りたがるであろう部品を詰め込んだビジーボードをDIYしました。
僕は100均とホームセンターでいろんな部品を揃えましたが、100均の材料のみでも全然OK。
これまでに買ったどんなおもちゃよりも、夢中で遊んでくれています!
ビジーボードを手作りしようと考えているあなたの参考になればうれしいです。
写真をたくさん使って解説しているので、是非最後まで読んでみてください。
そもそも、ビジーボードとは?
ビジーボード(Busy board)とは、手先・指先を使って感覚を養う知育玩具です。
ボード(板)に赤ちゃんが触ったりひっぱたっりできるパーツがいろいろ付いています。
市販のビジーボード
日本の商品で「ビジーボード」と名の付くおもちゃは見つかりませんでした。
名前だけ聞くとどんな物かイメージしにくいからでしょうか?
ボード状じゃないけど、近いところだとこれですね。
これはこれで魅力的ですが、プラスチック製でいかにも「おもちゃ」って感じ。
赤ちゃんは僕たち大人が思っているよりもずっと本物志向ですよね。
こちらはおそらく輸入品で、本物のパーツが付いていてイイ感じ!
でも値段…高すぎ…
よし、そんな時にはDIYだ!
※僕はビジーボードの他にも、ベビージムを手作りで作っています。値段が高い物は基本自分で作っちゃいます。
関連記事:【簡単ベビージムDIY】費用600円、製作時間30分で手作りする方法
手作りビジーボードの材料
ビジーボードの基本的な構造は、木の板に、子供が触りたくなるようなものを付けるだけです。
僕は下記の材料を選びましたが、基本何でもOKです。
100均(Seria)で買ったビジーボードの材料
僕が行った100均はSeriaですが、あんまりいいパーツが売ってなかったです。
100均(Seria)で買った材料一覧
- カチャってやるバックル
- マジックテープ
- 電卓
- 蝶番
ホームセンターで買ったビジーボードの材料
ホームセンターって一日中いれますよね。
娘はどれに興味持つかな?どれが好きかな?と考えながらパーツを厳選しました。
ホームセンターで買った材料一覧
- 排水用パイプ
- 土台になるボード(40×90cm)
- 電気のスイッチ
- 押すと点くLED電気
- 扉の鍵2種
- 排水用パイプの蓋
- 扉用の板(15×45cm)
- キャスター
- 防犯用の窓鍵
- ドアチェーン
- 排水用パイプをボードに固定するパーツ
※ボンドとドライバーのアタッチメントはビジーボードの材料ではなかったのでバツ印つけました。
手作りビジーボードの作り方
扉用の板&排水用パイプをノコギリでカットする
排水用パイプは1.0Mの長さしか売ってなかったので、半分にカットします。
この排水用のパイプにボールを入れたら、楽しいこと間違いなし。
扉用の板は、まずは半分にカット。さらに1/3にカットします。
板にヤスリをかける
赤ちゃんの指やぷにぷにのほっぺたにトゲが刺さったら大変です。
板の表面・左右・上下・角、これでもかってくらい念入りにヤスリをかけましょう。
下の写真のような感じで角が丸くなるように。
素手で触ってトゲっぽさを感じなくなるまで、とにかくやする!
僕は翌日筋肉痛になりました…。
ペイントする
これはお好みで。
ちょうど家にあまっていたペンキでペイントしました。
土台ボードはヴィンテージブルー、扉はホワイトです。
取付用の穴をあけておく
どこに取り付けるかで変わってきますが、今回は自宅のベビーサークルに固定するので、下の写真の赤丸の部分に穴をあけました。
完成したら、ここに結束バンドを通してベビーサークルに取り付けます。
蝶番で扉を付ける
ボード右上に、扉を付けます。
100均一の丁番、なんだか不安定で不安なので扉1枚につき3個付けてみました。
扉にカギを付ける
2枚の扉それぞれに、カギを取り付けます。
扉の左側は開く必要がないので、ボンドでくっつけました。
電気スイッチのパーツを取り付ける
僕の予想では、娘が喜ぶであろうパーツNo.1。
このビジーボードの主役です。
電卓・キャスター・LED・ドアチェーンを付ける
キャスターとドアチェーンはネジで、電卓とLEDは強力両面テープでペタッと付けました。
バランスを見ながら配置を決めて。
マジックテープ・カチャってやるベルトを付ける
マジックテープもベルトもネジでつけちゃいます。
マジックテープの下側は2枚重ねた状態でネジでとめればバラバラになりません。
上側は引っ張りやすいように折り返して止めました。
ベルトも左右2本がバラバラにならないように2枚重ねて2か所ネジ止めします。
パイプと防犯用の鍵を付ける
左側にパイプを取り付けます。
上側の扉に防犯用の鍵を付けます。
両面テープでペタッと。
ベビーサークルに取り付ける
最初に開けた穴に結束バンドを通してベビーサークルに取り付けます。
手作りビジーボードの完成!
じゃーん!完成しました!!
あまっていたペンキで適当に塗ったけどそれなりになりましたね。
手作りビジーボードの遊び方
完成したビジーボードをアップで見てみましょう。
まず右上、2種類の鍵をはずして扉をあけることができます。
開けたところに好きなキャラクターのシール貼るのとかよさそうですね。
そして、左側のパイプはフタを開けてボールを入れて遊ぶことができます。
下半分はこんな感じ。
電気のスイッチ好きなだけカチカチできます。
キャスター回し放題、マジックテープびりびりし放題。
早速、保育園帰りの娘に遊んでもらいました!
カチカチ・ビリビリ・くるくる、真剣な表情で忙しそうです。
ドアチェーンは上手くあつかえなくて怒ってました。
これから成長していくにつれて、できるようになるんでしょうね!楽しみだなー!
手作りビジーボードにかかった費用
高っ!と思ったあなた。奇遇ですね。僕も思いました。
100均にもっと使えるパーツが売っていたらよかったんですけどね。
100均を何軒かハシゴすればもうちょっと費用を抑えられたかも。
ちなみに一番高級なパーツはドアチェーン\1,200です。
ドアチェーンなんて買わないから相場がわかりませんでしたが、ググると半額くらいでも買えそうですね…
まとめ
今回のビジーボードは、パーツにこだわり過ぎて、予算オーバーしてしまいましたが、本来であれば3,000円ぐらいで作る事ができると思います。
手先が器用じゃなくてもできるので安心してください。(僕は図工の成績は「2」でした)
この記事を参考にして、是非子どものおもちゃを手作りしてみてください。
他にも育児グッズを手作りした記事を書いているので、読んでみてください。
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