ダイニングテーブルが欲しいけど、既製品だとちょうどいいサイズが見つからなくて困っている…
DIYでベストなサイズのダイニングテーブルを作りたい。
本記事は、こんな悩みを抱える方に向けて書いています。
- なんでDIYが必要?わが家のダイニング事情
- わが家にピッタリの理想のDIYダイニングテーブルと設計図
- おしゃれなDIY家具を作れるシンプソン金具とは?
- シンプソン金具でDIYダイニングテーブルの作り方
- シンプソン金具のDIYダイニングテーブルにかかった費用
- シンプソン金具のDIYダイニングテーブルにかかった時間
わが家にはいわゆる普通の高さのダイニングテーブルがないため、赤ちゃんと一緒に食卓を囲むことができません。
赤ちゃんの食事はテーブル付きのイスを床に置いて食べさせて、大人はダイニングテーブルより高さのあるカウンターで食べていました。
ダイニングテーブルの購入を検討して調べたけれど、ちょうどいい大きさのテーブルが見つかりません。
1cm単位でオーダーできるところもあるけど、オーダー家具って高いですよね。
ということで、わが家にピッタリサイズのダイニングテーブルをDIYすることにしました!
ダイニングテーブルのDIYのやり方や費用などを写真付きで解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ちょっと長い記事なので、ブックマークに保存しておいて、後から見直せるようにした方がいいかもしれません。
なんでDIYが必要?わが家のダイニング事情
まずはわが家のダイニングをご紹介。
中古マンションをリノベして住んでいるのですが、その際に造作してもらったキッチンカウンター兼ダイニングテーブルです。
キッチン荒れてるのでモザイクで失礼します…
料理中に最適な高さを優先したため、高さ90cmあります。(一般的なダイニングテーブルは高さ70cmくらい)
リノベした当時は夫婦二人だったので、高めのイスに座って使えば問題なしでした。
しかし娘が生まれ、離乳食が始まり、一緒にダイニングテーブルを使おうと思っても高さ90cmのテーブルに合う子供用のイスはなかなかありません。
生後5か月から使っているインジェニュイティを高めのイスに取り付ければいいかな?と考えましたが、高すぎるの危ないよね…ってことで却下。
床に直置きや普通の高さのイスに取り付けるなら超絶おすすめなインジェニュイティのレビューはこちらからどうぞ!
おすすめベビーチェア インジェニュイティのレビュー【足が太い子でも大丈夫】
わが家にピッタリの理想のDIYダイニングテーブルと設計図
今回は取付が簡単で強度も高いシンプソン金具を使ってダイニングテーブルをDIYします。
1パーツずつ売ってるので組み合わせは自由自在。
僕はテーブル用のパーツとビスがセットになっているこちらを使いました。
めちゃくちゃ適当に書きましたが、まずは完成イメージ。
今あるカウンターにピッタリくっつく156cm幅で、奥行きは40cmあれば十分。
ネットで結構調べましたが、このサイズのテーブルは見つかりませんでした。
上の雑な完成イメージをちゃんとした設計図にしたのがこちら。
シンプソン金具のテーブルキットの設計図を参考に、オリジナルサイズにアレンジしました。
さらにこれを1×6材と2×4材の規格の長さに当てはめて、なるべく少ない本数で裁断できるように考えます。
これを木材屋さんに持ち込んで、カットまでしてもらいました。
おしゃれなDIY家具を作れるシンプソン金具とは?
シンプソン金具とは、アメリカのSIMPSON社が製造する欧米諸国の建築規格として用いられる木材「ツーバイフォー材」をつなぎ合わせるための接合金具のことを指します。
スチールが剥き出しになったシンプルなデザインで、おしゃれな洋服屋とかのテーブルで使われていて今DIY業界で大注目のアイテムです。
安くて丈夫なので、初めてDIYに挑戦する人にも安心して使う事ができます。
シンプソン金具でDIYダイニングテーブルの作り方
木材の表面をやする
左から
- 紙ヤスリ#240
- 紙ヤスリ#320
- エヌティードレッサー中目
- ハンドサンダー
裁断面の大き目なとげや角の面取りはドレッサーで大まかにやっちゃいます。
その後は紙ヤスリで、#240→#320の順で、表面が滑らかになるまで整えます。
水性オイルステインで塗装
シンプソン金具の説明書によると、塗装は組み立て前がおすすめとのことなのでこのタイミングでベースの塗装します。
左から
- 和信ペイント 水性オイルステイン オールナット
- 和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット
- ワンタッチコテバケ
- ハケ
ベースの塗装に選んだのは【和信ペイント 水性オイルステイン】。
こちらは食品衛生法適合なので、赤ちゃんが使うテーブルにも安心して使用できます。
やすりをかけて整えた木材
水性オイルステインを塗ります
ウエス(布)でふき取る
ハケなどで塗ってからウエスでふき取るまでの時間で色の濃さが多少変わります。
もっと濃くしたい場合は2~3度塗りをしてもOK。
シンプソン金具を使って脚枠を組み立てる
まず使うシンプソン金具はこちらのRTC2Z。武骨な感じがカッコイイです。
木材A・B・Cとシンプソン金具RTC2Zを4個、このように組みます。
ビスを打つ部分にしるしをして下穴をあけてからビスを打って固定します。
天板に脚を取り付ける
天板になる木材Dを並べます。
その上に脚枠をのせ、脚枠の内側に木材Eを配置してビスで固定します。
木材E1枚あたり10本以上のビスで固定すると指示がありましたが、僕のはオフィシャルの設計図より奥行きが短いので、自己判断で8本にしました。
シンプソン金具A23を使って、脚枠と木材Eを固定します。
両サイドの脚に補助の木材を取り付ける
シンプソン金具AC4を使って、両サイドの脚に補助となる木材Cを取り付けます。
ここまででテーブルは完成です。
仕上げ材:ウレタンニスを塗る
こちらは水性オイルステインのみ塗っている状態の写真です。
これはこれでカッコイイですが、つやがありませんし、水などこぼしたらシミになりそうです。
メインは子供が食事で使うテーブルなので、お手入れが簡単になるようにウレタンニスで仕上げることにしました。
こちらも食品衛生法適合で安心。
塗装中の写真撮り忘れてしまいましたので塗装完了した写真をどうぞ!
天板はニス5度塗り、天板以外の部分は2度塗りです。
ニス→ヤスリ→ニス→ヤスリ→ニス…の繰り返しで天板はつるつるです!
娘のぷにぷにほっぺも安心してスリスリさせられます。
食事をこぼしてもしみ込むことなく、サッと水拭きするだけでキレイになります。
シンプソン金具のDIYテーブルの完成!
完成しました!!
ピッタリサイズで気持ちいいです。既製品だとこうはいかないので、DIYって素晴らしいです。
やはり素人のDIYなので多少ぐらつきますが、この上で踊ったりするわけじゃないので問題無し!
シンプソン金具のDIYダイニングテーブルにかかった費用
今回のダイニングテーブルは合計15,166円完成しました。
木材(木材屋さんで購入・カット代込) ¥6325
- 2×4材 2440cm(8FT) 3本
- 1×6材 3660cm(12FT) 2本
シンプソン金具(楽天で購入) ¥5478
- テーブル金具キット
塗装材料(Amazonで購入) ¥3363
- 和信ペイント 水性オイルステイン
- 和信ペイント 水性ウレタンニス
- コテバケ
作る前に予想していたより高くなってしまいました…
しかし、オーダーで作ってもらうよりはるかに安い!
DIYに最低限必要な工具も一緒に揃える場合はもう少し費用かかっちゃいますね。
シンプソン金具のDIYダイニングテーブルにかかった時間
今回のダイニングテーブルは8日間で完成しました。
木材のやすりがけ:5日間
水性オイルステイン塗装:1日間
組み立て:1日間
ウレタンニス塗装:1日間
35度前後の猛暑の中、ベランダでのやすりがけは死ぬ思いでした…
まとめ
既製品で妥協するのもいいけれど、自分の家にピッタリサイズのテーブルが比較的簡単に作れるシンプソン金具。
見た目もカッコ良くておすすめです!
わが家は、欲しいものは買うより作るがモットーです。
子供が生まれて色々と必要なものが増えましたが、DIYで楽しくほしい物を安価で作っています。