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半育休制度の不安を解消。僕が感じた半育休のメリット・デメリット

「育休」という言葉は、国が育休を推進していることもあり今では誰でも知っている言葉になりました。

しかし、実際は女性は80%ほど取得していますが、男性は6.16%(2018年の厚生労働省調べ)と非常に低い数字をたたき出しています。

なぜこれだけ取得率が低いかの理由は2つです。

  • 育休を受け入れる体制になっていない会社が多い
  • 育休を取得する事で復帰後、出世や給与に影響がでてしまうと思い、踏みとどまる人が多い

そんな状況の時におすすめなのは「半育休」という制度です。
半育休制度とは、働きながら育児休業を取得する事です。

この制度を使えば、会社側も最低限の労働は確保できるし、取得する側も完全に休みというわけではないので、最低限働いて、育休後、浦島太郎状態になる事なく復帰する事ができるというWINWINの関係を作る事ができます。

今回は実際に半育休を3か月取得した僕が半育休のメリット・デメリットを解説します。

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半育休のメリット・デメリット

半育休のメリット

意外にメリットの方が多いです。

半育休推進します。(ほんとうは完全な育休がベストだけどね・・・)

育休よりも収入が増える

やはりこれが一番ですね。

通常の育児休暇だと、国からもらえる育児給付金は育休取得前の6か月の給与の平均の67%をかけた金額になります。

社会保険・雇用保険・所得税は控除されますが、収入が減るのは少しキツいです・・・

でも半育休制度であれば、育児給付金+会社からの給与がもらえるので、半育休取得前とそこまで変わらない金額をもらう事ができます。(半育休取得前の6か月の給与の平均の80%が上限)
詳しい計算方法は、↓の記事に記載しているので是非確認して計算してみてください。

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仕事復帰がしやすくなる

完全育休だと、期間によっては育休中に会社の組織も部署も変わってしまう可能性があります。

しかも、自分のポジションを他の人に任せた結果、復帰する時には居場所がないという事態も発生するようです。

半育休であれば、仕事をしながらなので、浦島太郎状態にならずに育児をする事ができます。
その為、スムーズに仕事復帰できるのが大きなメリットです。

育休明けの復帰方法に記事を書いているので、一度読んでもらって、復帰の準備をしてみてください。(カンタンですので、ご安心を)

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仕事の精度が上がる

育児をしながらの仕事になるので、子供の昼寝の間にメールチェックをしたり資料作成をします。

なので限られた時間内に成果を出さないといけないので、おのずと仕事の精度が上がっていきます。

だらだらと仕事をしていたら育児に影響がでてしまいます。

僕はもう、半育休を終えて仕事復帰していますが、圧倒的に仕事の精度が上がり効率よく仕事をしています。
そのおかげで、残業をする事なく高い成果を出して育児に集中する事ができています。

よい機会なので、仕事の進め方を見直すチャンスなのかもしれません。

半育休のデメリット

体力的にきつい場合がある

育児の合間を縫って、仕事や家事をやるので、忙しい毎日を送る事になります。

その為、睡眠不足になったり、自分の時間が無くなったりします。

でも、これもしっかり時間を区切って働く、育児する、家事する、寝るとメリハリをつければ解消します。
大事なのは、だらだらせずに、時間を決めて集中する事です。

僕の半育休中の1日のスケジュールをまとめた記事があるので、是非読んでみてください。

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仕事の成果がでないと上司に責められる

会社は仕事の成果がでない事に対して、半育休が理由だからと納得してくれないケースがあります。

そもそも育休の理解が薄いので半育休という働き方をせざるを得ない状況なのです。

僕は事業責任者という立場なのですが、半育休中に部署の数字が下がったので、上司に完全にやり玉にあげられた経験があります。

「数字が下がっているのは、責任者が育休なんて取得しているからだ。」、「事業の責任者というポジションの人間が育休なんてありえない」

育休取得については、納得してもらったのに、いざ取得後数字が落ちると、育休をとった僕に暴言の嵐。

さすがにへこみました・・・

仕事に集中して数字が落ちている原因を分析して対策すれば解決できるのですが、育児もしなければいけないので、なかなか時間がとれず、仕事をすれば子供は泣く、育児をすれば上司からの罵声を浴びると、けっこうしんどかったです。

育休取得前にしっかり話し合ったのですが、やはり育休という制度の理解が薄い人がいるのも事実です。

自民党の小泉進次郎さんも滝川クリステルさんと結婚して育休を検討しているみたいですが賛否両論あるみたいですね・・・

僕は半育休中につらい思いをしましたが、この記事を読んでくれた人には同じ気持ちを味わってほしくないので、僕が半育休の旨を上司や同僚に報告した事を記事にまとめたので、是非読んでみてください。

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男が育休をとる事を会社に報告するのって不安で胸がはちきれそうになります。断られて出世に影響とかしたらどうしよう?とか育休が原因で降格とかあったらどうしよう?とかね。そんな貴方。僕の体験を読んでから自信をつけて会社に報告しましょう。

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まとめ

半育休にはメリットがたくさんあります。
デメリットは、しっかり事前に準備をして会社の人と認識を合わせておく事で解消されると思います。

育児の体験は本当に素晴らしいので、育休取得に悩んでいる人は、ぜひ自分の意思を持って育休を取得してみてください。
半育休という制度でもOKです。

僕が半育休を3か月取得した感想を記事にしているので、こちらも是非読んでみてください。

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3か月の育休期間が終わりを迎えます。育休を取得して心の底からよかったと感じています。 全員が仕事より育児を優先する事が難しいと思いますが、パパが少しでも育児を理解しているだけで、ママの負担も軽くなるし、子供にも良い環境を提供できると思います。 育児をママに丸投げているパパに是非読んでもらいたいです。
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