2019年3月、日本で初めて液体ミルクの販売がスタートしました。
熊本や北海道の震災の時に話題になっていたので名前だけは知っていましたが、当時は子供が産まれる前だったので他人事でした。
ちょうど娘が産まれるころに販売開始されたので、試してみたいと思ってましたがタイミングがなくすでに生後3か月。
いつも買い物するスーパーで発見したので遅ればせながら買ってみました。
お出かけ時に便利なオススメの温め方も紹介します!
明治ほほえみらくらくミルクを使ってみた
2019年7月現在、日本で販売されている液体ミルクは2種類です。
・明治 ほほえみらくらくミルク(240ml)
僕の娘は1回で180mlのミルクを飲むので、アイクレオだと2本必要になります。
なので「明治ほほえみらくらくミルク」を買ってみました。
液体ミルクの使い方
公式HPにわかりやすい使い方が載っていますので画像お借りしました。
実際に使ってみた
上記の使い方の通りなので、本当にカンタン。
缶を拭いて、振って、哺乳瓶に入れるだけ!
振ってから入れるので泡立ってます。
缶に記載の通り、普通のミルクより茶色いです。
時間にして15秒くらいかな?
我が家は普段、和光堂のはいはいを使っていますが、
2.哺乳瓶に粉ミルクを入れる
3.ミルクをお湯で溶かす
4.湯さましでちょうどいい温度に調整する
この工程をどんなに素早くやっても僕の場合3分はかかります。
お腹が減ってギャン泣き中の赤ちゃんを待たせている時の3分って、
まるで永遠のように感じるんですよね。
それが15秒になるなんて、まったく夢のようです。
常温のミルクを飲んでくれるのか問題
いつものミルクは人肌くらいのあたたかさですよね。
液体ミルクは常温なので、ちゃんと飲んでくれるのか?と不安でした。
結論、我が家の娘は問題なく飲んでくれました!
一口目はいつもと味が違うからなのか険しい顔していましたが、空腹の方が勝ったようで光の速さで完飲です。
ただこれは個人差ありそうですね。
うちはミルクの温度が毎回違ったので娘的に違和感が少なかったのかも。
熱くなきゃOKてことで常温に近い温度の時もあるんだよな…ゴメン娘。
公式HPによると、缶のまま大人の服の中で温める・哺乳瓶に移した後で湯煎する、など温めてから飲ませる方法も載っています。
どちらにしても、いざという時に拒否されないよう、一度は試しに飲ませてみることをオススメします。
常温のミルクを飲んでくれない子のために、オススメの温め方
わが家の娘は常温のミルクでも飲んでくれる!と余裕ぶっこいてたら、
寒くなった日のおでかけで悲劇は起こりました。
ほほえみらくらくミルクは缶なので、外気の影響をモロに受けます。
気温が低い日は常温なんてもんじゃなく、キンキンに冷えてます。
食欲旺盛な娘も、さすがにキンキンに冷えたミルクは嫌だったようで、飲んでくれませんでした…
その時は授乳室に電子レンジがあったので、哺乳瓶に移し替えてかえてからチンして事なきを得ましたが、
今後の為にもどうにかして液体ミルクを温められないものか!と考えた結果、絞り出した方法がコチラ!
用意するもの:貼るタイプのホッカイロ2枚
温める方法:お出かけ前に液体ミルクに巻き付けて貼るだけ!
外気温などにもよると思いますが、だいたい1時間くらいで温かくなります。
数時間放置しても熱々にはならず、適度な温度を保ってくれます。
この方法で、電子レンジがない外出先でも温かいミルクを飲ませてあげることができます!
液体ミルクのメリット・デメリット
普通の粉ミルクと比べて、メリットとデメリットを僕なりに考えてみました。
液体ミルクのメリット
調乳時間が早い!とにかくカンタン!
上にも書いた通りですが、消毒済みの清潔な哺乳瓶さえあれば15秒で調乳完了です。
「あれ?ミルク何杯いれたっけ?」
「ミルク粉をキッチンの床にぶちまけてしまった・・・」
「お湯の分量を入れすぎて熱い!冷まさなきゃ!赤ちゃん待てるのに!」
これ全部解決です。
お出かけの時の荷物が減る!半分以下
説明するより写真で一目瞭然ですね。
今までのお出かけの時に必要だったものは4点。
・湯冷まし
・哺乳瓶
・粉ミルク
液体ミルクが登場したことによって、これからのお出かけは
・哺乳瓶
以上!
しかもお出かけ先によりますが、液体ミルクの缶はその場で捨てることもできます。
そうなったら帰りは哺乳瓶のみ!革命だー!!
非常事態用に便利!
最近災害が多いですよね。
地震・水害・・・
我が家はちゃんとハザードマップとか色々確認してから今の家に住んでるので、水害は大丈夫なはずです。
だけど地震はいつどこでくるかわからない。
今まで想像もしなかったその他の災害も、起こるかもしれない。
赤ちゃんがいる時の災害時で困る事を思いつく限り挙げてみると、
・母乳が出たとしても避難所とかで周りに人がいる中での授乳は抵抗がある
・ミルクに使える水が手に入らないかも
・お湯を簡単に沸かせないかも
液体ミルクがあればこれ全部解決ですね!
災害時に液体ミルク、あると便利っていうよりなければならないと思います。
使い捨て哺乳瓶とセットにして玄関に置いておこう。
液体ミルクのデメリット
値段が高い
僕がいつも使っている粉ミルク、和光堂のはいはいと比較してみます。
明治ほほえみらくらくミルク(液体ミルク):約¥96/100mlあたり
「はいはい」は比較的安い粉ミルクなので、約三倍の価格です。高いですね。
お金を気にしなければ毎日のミルクを全て液体ミルクにしたいところなんですが、残念ながら我が家には無理そうです。
容量が決まっているのであまったミルクがもったいない
「開封後はすぐに使用し、飲み残しを与えないでください。」と記載があります。
ほほえみらくらくミルクは容量240mlです。
生後三か月の娘は1回で180ml飲むので、60mlあまってしまいます。
このあまった60ml、次の授乳の時に飲ませられたらいいのですがそれはできません。
粉ミルクなら細かく調整できるので、必要な分量だけ調乳すればいいので無駄がありません。
海外の液体ミルク
アメリカ・フィンランド・ドイツ・韓国など、海外ではさまざまなメーカーから色々なタイプの液体ミルクが販売されています。
種類が多く選択肢がいろいろあるのでうらやましいです。
僕が特にいいな!と思ったのが、液体ミルクのボトルに使い捨ての乳首をつけてそのまま飲ませることができるもの。
本当はそういうタイプの液体ミルクこそ、災害時とか役立つはずですよね。
今のところ日本で販売される予定はないようですがこんな記事を見つけました。
「乳首付き」液体ミルク、国内発売の可能性は? メーカーに聞いた
現状予定がないということは、僕の娘に使えることはなさそうで残念。
だけど今後、日本でも販売されることを期待しています!
まとめ
液体ミルクは想像以上に便利です。
ですが値段が高く、常用するのは家計に打撃がでかすぎる・・・
ということで我が家では、以下の使い方をしていきたいと思います。
・非常時用に備蓄
生後三か月を過ぎて、お出かけしたいけど荷物多くなるし・・・とひきこもりがちでしたが、これからは液体ミルクを持ってガンガンお出かけしたいと思います!