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【元バーテンダーが教える】スペイサイドモルトウイスキーの味や特徴を徹底解説

スペイサイドモルトウイスキーって何?スコッチの一種なの?

どんな特徴があるか教えて。

本記事はこのような悩みの方に向けて書いております。

本記事の内容

  • スペイサイドモルトウイスキーとは?
  • スペイサイドモルトウイスキーの味や香りの特徴は?
  • スペイサイドモルトウイスキーの蒸留所一覧
  • おすすめのスペイサイドモルトウイスキー8選
たいちょう
たいちょう

僕は8年間バーテンダーとして銀座や六本木のオーセンティックBARで働いていました。ウイスキーの種類が豊富なBARで働いてたので、今まで数えきれない程のウイスキーを飲んできました。

スコッチウイスキーは生産地別に種類があり、味や特徴も様々です。

本記事では、スペイサイドモルトウイスキーについて、カウンター越しのお客様に語り掛けるように解説します。

この記事を読めば、スペイサイドモルトウイスキーの味や特徴、選び方などがわかります。

是非最後まで読んでみてください。

スペイサイドモルトウイスキーとは?

スコットランドのハイランド地方東部を流れるスペイ~流域で造られるモルトウイスキーをスペイサイドモルトウイスキーと呼びます。

現在スコットランドには130程の蒸留所がありますが、その半数に近い52の蒸留所がスペイサイドに集中しています。

スペイサイドモルトウイスキーの味の特徴は?

スペイサイドモルトウイスキーの香り

ウイスキーの銘柄によって様々ですが、お花のような優雅で奥深い香りやリンゴや洋梨のようなフルーティーな香り、蜂蜜のような甘い香りがするウイスキーが多いです。

同じスコッチウイスキーのアイラモルトと正反対の風味が特徴です。

スペイサイドモルトウイスキーの味

味は香りの印象そのままで、甘くなめらかで舌を優しく包んでくれる銘柄が多いです。

初心者でも飲みやすいと感じる銘柄が非常に多いので、スコッチウイスキーの中でスペイサイドモルトウイスキーは初心者の方におすすめです。

スペイサイドモルトウイスキーの蒸留所一覧

参照:モルト大好きikuちゃんのコニサーズクラブ日記♪

スペイサイドををさらに細かく分類すると、主要な生産地区を8つに分類する事ができます。

フォレス地区の蒸留所一覧

フォレス地区の蒸留所は、スペイサイドモルトウイスキーとして単独で販売されてはおらず、有名なブレンデッドウイスキーの原酒として使われています。

蒸留所名所有者
Benromach(ベンローマック)ゴードン&マクファイル社
Dallas Dhu(ダラスドゥー)1983年閉鎖

エルギン地区の蒸留所一覧

エルギン地区の蒸留所のウイスキーもブレンデッドウイスキーの原酒に使われているものが多いです。

その中でも、ディアジオ社が所有しているGlen Elgin(グレンエルギン)は日本でもプロモーションをしていて飲んだことがある人もいると思います。

蒸留所名所有者
Benriach(ベンリアック)ベンリアック・ディスティラリー社
Coleburn(コールバーン)1983年閉鎖
Glenburgie(グレンバギー)ペルノ・リカール社
Glen Elgin(グレンエルギン)ディアジオ社
Glenlossie(グレンロッシー)ディアジオ社
Glen Moray(グレンマレイ)ラ・マルケニケーズ社
Linkwood(リンクウッド)ディアジオ社
Longmorn(ロングモーン)ペルノ・リカール社
Mannochmore(マノックモア)ディアジオ社
Miltonduff(ミルトンダフ)ペルノ・リカール社
Roseisle(ローズアイル)ディアジオ社

キース地区の蒸留所一覧

キース地区はキースの街を中心としたアイラ川流域に蒸留所を構えています。

Strathisla(ストラスアイラ)はシーバスリーガルの原酒として有名ですが、2019年に発売を終了しています。

蒸留所名所有者
Auchroisk(オスロスク)ディアジオ社
Aultmore(オルトモア)バカルディ社
Glentaushers(グレンファース)ペルノ・リカール社
Glen Keith(グレンキース)ペルノ・リカール社
Strathisla(ストラスアイラ)ペルノ・リカール社
Strathmill(ストラスミル)ディアジオ社

バッキー地区の蒸留所一覧

蒸留所名所有者
Inshgower(インチガワー)ディアジオ社

ローゼス地区の蒸留所一覧

蒸留所名所有者
Caperdonich(キャパドニック)2003年閉鎖
Glen Grant(グレングラント)カンパリ・グループ社
Glenrothes(グレンロセス)エドリントン・グループ社
Glen Spay(グレンスぺイ)ディアジオ社
Spayburn(スペイバーン)タイ・ビバレッジ社

ダフタウン地区の蒸留所一覧

スペイサイドでは一番有名な街ダフタウン地区の蒸留所です。

鹿のマークで有名なGlenfiddich(グレンフィディック)もダフタウン地区の蒸留所です。

蒸留所名所有者
Allt-Á-Bhainne(アルタベーン)ペルノ・リカール社
Balvenie(バルヴェニー)ウィリアム・グラント&サンズ社
Convalmore(コンバルモア)1985年閉鎖
Dufftown(ダフタウン)ディアジオ社
Glemdullan(グレンダラン)ディアジオ社
Glenfiddich(グレンフィディック)ウィリアム・グラント&サンズ
Kininvie(キニンヴィ)ウィリアム・グラント&サンズ
Mortlach(モートラック)ディアジオ社
Pittyvaich(ピティヴェアック)1994年閉鎖

リベット地区の蒸留所一覧

蒸留所名所有者
Braeval(ブレイヴァル)ペルノ・リカール社
The GlenLivet(ザ・グレンリベット)ペルノ・リカール社
Tamnavulin(タムナヴーリン)UBグループ(ホワイト&マッカイ社)
Tomintoul(トミントゥール)アンガス・ダンディ社

スペイ川中・下流域の蒸留所一覧

蒸留所名所有者
Aberlour(アベラワー)ペルノ・リカール社
Balmenach(バルミニック)タイ・ビバレッジ社
Benrinnes(ベンリネス)ディアジオ社
Cardhu(カードゥ)ディアジオ社
Cragganmore(クラガンモア)ディアジオ社
Graigellachie(グレイゲラキ)バカルディ社
Dailuaine(ダルユーイン)ディアジオ社
Glenallachie(グレンアラヒー)ペルノ・リカール社
Glenfarclas(グレンファークラス)J&G グランド社
Imperial(インペリアル)2005年閉鎖
Knockando(ノッカンドオ)ディアジオ社
Macallan(マッカラン)ハイランド・ディスティラーズ社
Tamdhu(タムドゥー)イアン・マクロード社
Tormore(トーモア)ペルノ・リカール社

スペイサイドモルトウイスキーのおすすめ8選

Macallan(マッカラン)【スペイ川中・下流域】

優雅な金色
香りバニラにほのかなジンジャー、ドライフルーツ、シェリーの甘さ
味わい濃厚なドライフルーツとシェリー
余韻トフィーの甘さ、ドライフルーツにウッドスモークとスパイスが感じられる。
容量700ml
度数40%

ザ・マッカラン シェリーオーク12年の特徴

  • シングルモルトのロールスロイスと賞えられているシングルモルトウイスキーの最高峰。フルーティーな芳香と豊かな口あたりが特徴。
  • 厳選されたシェリー樽(ドライ・オロロソ)で最低12年間熟成させた原酒のみを使用。
  • 「ザ・マッカラン」ブランドの中でももっともスタンダードなマッカラン12年。

マッカランはスペイサイドを代表するシングルモルトウイスキーです。

スペイサイドモルトウイスキーを初めて飲む方はマッカランがおすすめ!!

マッカランは熟成される樽によって、様々なシリーズがあり、ウイスキーの味や風味を構成する大きな要因の樽の違いを愉しむのにもぴったりです。

Glenfarclas(グレンファークラス)【スペイ川中・下流域】

赤みがかった琥珀色
香り青りんご、シェリー香。加水するとフローラルでかすかな樽香
味わい力強くドライ。加水するとスモーキー
余韻すっきりとしたキレがある
容量1,000ml
度数60%

グレンファークラス105の特徴

  • イギリスの元首相「サッチャー」が愛飲しているウイスキー
  • 水を少量加えると、味の変化を愉しめる。
  • ボトルに入れる際に水を加えていない為、力強い味わい(カスクストレングス)
グレンファークラス105は、105プルーフ、つまりアルコール度数が60%の非常に強いウイスキーです。
ウイスキー初心者の方が飲むのにはハードルが高いですが、少量の水を加えて度数を下げるとモルトの旨味が広がり飲みやすくなります。
他にも熟成年数に応じてボトリングしていますが、初心者の方におすすめなのはグレンファークラス12年です。
シェリー樽熟成の特徴がよく表れた、リッチでバランスのとれた味わいが特徴です。

Cragganmore(クラガンモア)【スペイ川中・下流域】

薄い琥珀色
香り蜂蜜と柑橘系の香りがあり非常に甘く。
味わい香り同様、華やかで女性的
余韻モルトの香りが長く続く
容量700ml
度数40%

クラガンモア12年の特徴

  • ウイスキー評論家のマイケル・ジャクソンの採点で90点(ポー♬の方じゃないです)
  • 香り豊かで飲み口が柔らかいのでウイスキーが苦手な方でも女性でもいくらでも飲める
  • UD社が提唱していた、蒸溜所各地域の特徴を代表する蒸溜所ごとの銘柄「クラシック・モルト・シリーズ」にも選ばれていて非常に評価が高い

クラガンモアは、マッカラン同様スペイサイドモルトを代表するウイスキーです。

マッカランはサントリーのプロモーション力もあり、日本でも有名なスペイサイドモルトウイスキーになりましたが、クラガンモアは日本ではまだ、それほど評価されていません。

理由は、オールドパーやホワイトホースなど有名なブレンデッドウイスキーに原酒を提供している為、シングルモルトとしての流通はそこまで多くないからです。

なので、知っていると友達に自慢できるカッコ良いウイスキーの一つですね。

Aberlour(アベラワー)【スペイ川中・下流域】

エレガントな赤
香り優しくて円やかな香り、りんごのフルーティーさ
味わいチョコレート、トフィ、シナモン、ジンジャーのバランスのとれたフルーティーなアロマと、シェリーのキャラクター
余韻すっきりとしたキレがある甘く、微かにスパイシーな暖かい余韻
容量700ml
度数40%

 

アベラワー12年 ダブル・カスクマチュアードの特徴

  • 国際ワイン&スピリッツ大会で金賞を6度受賞した蒸留所
  • 厳選されたシェリー樽とバーボン樽の2種類を使って熟成

かつて、アベラワーの倉庫主任だったフレイザー氏が熟成庫で眠るウイスキーたちに、子守歌の代わりにバグパイプを演奏して聞かせていた。それがアベラワーの隠し味となっているという素敵な逸話があります。

ウイスキーには素敵な逸話が多いので、知っているとよりウイスキーが味わい深くなりますね。

The GlenLivet(ザ・グレンリベット)【リベット地域】

あざやかで明るい金色
香りフルーティー
味わいバニラ。蜂蜜の甘さを伴う芳醇でソフトな風味
余韻柔らかく滑らかな余韻
容量700ml
度数40%

 

ザ・グレンリベット12年の特徴

  • 政府公認蒸留第一号のすべてのシングルモルトの原点
  • アメリカン・オークの空き樽で熟成されバニラの口当たりとスムースさを与える

このウイスキーの正式名称は「ザ・グレンリベット」です。なぜ「ザ(THE)」がつくのか?

蒸留所の創立者のジョージ・スミスが「グレンリベット」を作り19世紀半ばにはモルトウイスキーの代名詞と呼ばれる程、有名になりました。

その為、恩恵にあやかろうとした偽の「グレンリベット」を語った蒸留所がスペイサイドに18個も存在していたのです。

偽物と見分けをつける為に「ザ(THE)」をつけたのですね。

12年以外にも、伝統的な19世紀の製造方法を使用して、様々なシングルモルトウイスキーを作っています。

スペインのへレス地方で採れるファースト・フィルのオロロソ・シェリー・オーク樽で熟成されカスクストレングスでボトリングされたナデューラも非常におすすめです。

Glenfiddich(グレンフィディック)【ダフタウン地域】

淡い金色

香り洋梨・レモン・フルーティーな熟成香
味わい甘くフルーティー・クリーム
余韻やわらかな甘み・繊細で軽やか
容量700ml
度数40%

 

グレンフィディック12年の特徴

  • 当時から変わらず清らかで軟らかいハイランドの湧水を使用し、特徴的なフルーティーさは創業時からの強いこだわり。
  • 上質なアメリカンオーク樽とヨーロピアンシェリー樽で最低12年間、丁寧に熟成。 さらに後熟することで甘く、複雑なオークの風味を作り上げます。

世界一飲まれているシングルモルトウイスキーとして有名なグレンフィディックは、万人が美味しく飲めるように口当たりは滑らかで、甘い味を目指しました。

世界一の座は揺るぎないですが、その状況にあぐらをかかずに挑戦をし続けている蒸留所なのです。

最近ですと、流行りのカリビアンラム樽仕上げのまろやかでトロピカルな味わいの

「グレンフィディック 21年 レゼルヴァ ラムカスク フィニッシュ」を発売したりと新しい熟成樽を取り入れて色々試しています。

少し高いですが、グレンフィディック12年を飲んだことがあるという方は、グレンフィディックの新しい挑戦を体験してみては?

Balvenie(バルヴェニー)【ダフタウン地域】

赤みを帯びた深い琥珀色
香り甘く繊細な熟成香
味わい深みのある力強いコク
余韻シェリー樽由来の豊かな余韻
容量700ml
度数40%

 

バルヴェニー12年の特徴

  • バーボン樽で熟成後、シェリー樽に詰めかえ後熟。2種の樽による絶妙なハーモニー。
  • 伝統的な職人の手作りによる少数生産の日本酒でいう「大吟醸」

Glen Elgin(グレンエルギン)【エルギン地域】

淡いゴールド
香り青っぽい草やフルーツ。加水するとヘザーハニーの甘味
味わいタンジェリン(ミカンの一種)のようなフルーティで甘い
余韻スムース、やがてドライ
容量700ml
度数43%

 

グレンエルギン12年の特徴

  • ブレンデッドウイスキーであるホワイトホースの原酒のひとつとしても有名
  • ウイスキーのジャーナリストであるチャールズ・マクリーン氏は、「あまりにも長い間隠されていたすばらしいモルト」と評価している

グレンエルギンは甘みあるエレガントな芳香が特徴で食後酒としても楽しめます。

クセがなくソフトな飲み口は女性やウイスキー初心者の方にも無理なく受け入れてもらえそうな一本です。

まとめ

スコッチモルトウイスキーの中で、一番初心者向けの口当たりが甘く、お花の香りがするようなウイスキーが多いのが、スペイサイドという地域です。

まず、本記事で紹介したどれか一本のスペイサイドモルトウイスキーを飲んでみて、感じてみてください。

その他にも、元バーテンダーの僕がお酒に関する事やおすすめのグラスなどを紹介している記事がありますので、是非読んでみてください。

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