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【元バーテンダーが語る】ボウモア12年のうまい飲み方 実は正露丸の味でまずい?

ボウモアって正露丸のような味でまずいという口コミが

あったんだけど、うまい飲み方知りたい。

本記事はこのような悩みの方に向けて書いております。

本記事の内容
  • ボウモア(BOWMORE)ってどんなウイスキー?
  • ボウモアはなんで正露丸の匂いするの?まずいという人もいるのに
  • ボウモア(BOWMORE)12年の美味しい飲み方
  • ボウモア(BOWMORE)のラインナップ
たいちょう
たいちょう

僕は8年間バーテンダーとして銀座や六本木のオーセンティックBARで働いていました。ウイスキーの種類が豊富なBARで働いてたので、今まで数えきれない程のウイスキーを飲んできました。

ボウモアは実際、独特な正露丸のような匂いがして、初めての方は美味しく飲めない事もあります。

しかし日本を含め世界中で愛されているウイスキーなのです。

ボウモアを美味しく飲めるようになったらウイスキー初心者は卒業だと思っています。

本記事では、そんなボウモアの独特な香りの理由や、うまい飲み方を解説します。

あなたが、次の飲み会でウンチクを語れるようになる事を目指して、できるだけわかりやすく解説をしますので

ぜひ最後まで読んでみてください。

▼ボウモアのスタンダードモデルはこちら▼

ボウモア(BOWMORE)ってどんなウイスキー?

ボウモアとはゲール語で「大きな石礁」という意味です。

スコッチウイスキーの中でも、アイラモルト(島のモルト)と言われる小さい島国で作られたウイスキーです。

海の近くに蒸留所がある為、ウイスキーや原材料の大麦麦芽(モルト)に潮風の香りがつき、ボウモアの特徴でもある塩っぽいスモーキーさを生んでいます。

たいちょう
たいちょう

ボウモアを飲めば、アイラモルトの特徴が一発でわかると言われており

アイラモルト代表のウイスキーです。

アイラモルトをまだ飲んだ事がないという方はボウモアから初めてみる事をおすすめします。

ボウモアのスタンダードモデルは12年熟成です。

味の特徴は、香りは花や蜂蜜のような甘い香りで、飲むと甘みの中にアイラモルト独特のスモーキーさを感じます。

アイラモルトはスモーキーさが特徴です。

アイラモルトについてまとめた記事があるのでぜひ参考にしていただければ嬉しいです

関連記事:元バーテンダーが教える】アイラモルトウイスキーの味や特徴、蒸留所を徹底解説

【元バーテンダーが教える】アイラモルトウイスキーの味や特徴、蒸留所を徹底解説
正露丸の臭いがするアイラモルトウイスキーって何?スコッチの一種なの? こんな悩みの方必見です。8年間バーテンダーとして銀座や六本木で働いていた僕が、アイラモルトの味や特徴、おすすめのウイスキーについて解説します。

ボウモアはなんで正露丸の匂いするの?まずいという人もいるのに

ボウモアは正露丸の匂いがして、まずいという口コミがあるけど

なんでそんな匂いがするの?本当にまずいの?

このような口コミは実際に多いです。

僕が現役のバーテンダーをしていた頃も、「ボウモアは臭くて飲めない」というお客様は一定数いました。

たいちょう
たいちょう

ボウモアの正露丸の香りやスモーキーさをうまいと感じるようになると

ウイスキーの初心者卒業です。

食事でもそうですが、甘いものだけが美味しいというわけではないですよね?

ゴーヤチャンプルだって、苦いのにみんな美味しく食べるじゃないですか。

舌が大人になった証拠です。

ウイスキーをある程度飲むようになると、味や香りの特徴がわかるようになります。

ボウモアの正露丸の香りも、特徴の一つです。

いろんな個性を楽しむのも、ウイスキーの楽しみの一つです。

たいちょう
たいちょう

ぜひこの機会に新しい個性に挑戦してみてください!

それでは本題に戻ります。

ボウモアが正露丸のような香りがする理由は、ウイスキー作りの材料の「ピート」と呼ばれる泥状の炭が要因です。

この炭がスコットランドの冷たい潮風を受けて何年も堆積しスモーキーな香りがするようになります。

そのピートを燻して、ウイスキーの原材料の大麦麦芽(モルト)を乾燥させる際に、正露丸のような香りがモルトに乗り移るのです。

たいちょう
たいちょう

なので、決して腐っているとか不良品というわけではありません。

ボウモア(BOWMORE)12年の美味しい飲み方

ボウモアハイボール

ボウモアを初めて飲む方は、ハイボールで飲むのがおすすめです。

正露丸のような香りは軽減されますし、スモーキーさと炭酸がマッチして飲みごたえのあるハイボールになります。

甘みもあるので、初めてのハイボールの方でも安心です。

自宅で晩酌用のハイボール合うウイスキーでもボウモアを紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【元バーテンダーが教える】ハイボールに合うおすすめウイスキー9選 自宅で晩酌用

ボウモア ストレート

新しいウイスキーに出会ったら、ぜひ1度ストレートで飲む事をおすすめします。

ボウモアの本当の姿はストレートで飲む事で明らかになります。

でもウイスキーに慣れていない人は、ストレートで飲むとアルコール度数の高さで舌や喉がびっくりするので、少量のミネラルウォーターを加水すると良いでしょう。

アルコール度数が下がる事はもちろんですが、加水する事でボウモアの香りがより強くなります。

加水する際には、水道水は絶対にやめましょう。雑味が強く、ウイスキーの本来の味が乱れます。

僕はエビアンを自宅に常備しています。

1本220mlなので晩酌1回分で使いきるベストなサイズ感です。

それと、せっかくストレートでボウモアを飲むんだったら、味や香りの特徴を記録に残す事をおすすめします。

記録に残せば、自分の好みが見えてくるので新しいウイスキー選びに役立ちます。

簡単にできるテイスティングの方法を記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【初心者でも簡単】自宅でできるウイスキーのテイスティング方法

【初心者でも簡単】自宅でできるウイスキーのテイスティング方法
みなさんはウイスキーの香りや味をしっかり覚えていますか?普通に飲んでいるだけだと忘れてしまう事が多いと思います。そんな時はテイスティングをしてみませんか?自宅で簡単にできるウイスキーのテイスティング方法を解説します。たまにはゆっくりウイスキーと向き合ってみませんか?

ボウモア ロック

自宅でボウモアを飲むのであれば、ストレートはきついし、ハイボールは作るのが面倒なのでロックがおすすめです。

氷が溶けてボウモアの味が、変化していきます。

せっかくなので自分のお気に入りのグラスでボウモアを楽しむ事をおすすめします。

お気に入りのロックグラスが家にないという方はこちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事:元バーテンダーが選ぶロックグラス20選 プレゼントにもオススメ。ウイスキー用>>

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自宅用のロックグラスを探している方、プレゼントにロックグラスを検討している方必見です。ウイスキー好きな元バーテンダーの僕が、ウイスキーが美味しく飲めるロックグラスを紹介します。

ボウモア(BOWMORE)のラインナップ

ボウモア12年

ボウモア12年 テイスティングノート
色合い琥珀色
香りスモーキー・レモン・はちみつ
香りは非常に甘いです。
味わいスモーキー・ダークチョコレートを
想わせるあたたかみのあるコク
フィニッシュ長くて繊細
アルコール度数40度
価格約4,000円
ボウモア12年 おすすめポイント
  • これ1本でアイラモルトの特徴がわかる!まず飲んでみて
  • スモーキーかつフルーティーの調和が本当にちょうどいい
  • このクオリティーで4,000円は安い。晩酌用にもOK

ボウモア15年

ボウモア15年 テイスティングノート
色合い赤褐色
香りダークチョコレート・レーズン・スモーキー
12年に比べて深みのある香りで、塩っぽさも感じます。
味わいウッディネス・はちみつ・しなやかな甘み
フィニッシュ力強くあたたかい・かすかなシェリー
アルコール度数43度
価格約7,000円

 

ボウモア15年 おすすめポイント
  • バーボン樽で12年間熟成させた原酒を、オロロソ・シェリー樽で3年間熟成。時間をかける事によって生み出される複雑な味わいのハーモニーははまさに芸術品
  • 12年に比べると全体的にコクがある感じ。長時間煮込んだカレーをイメージすると良いかも!

ボウモア18年

ボウモア18年 テイスティングノート
色合いマホガニー色
ビンテージの家具の色
高級感がすごい
香りクリーミーなトフィー・完熟フルーツ・スモーキー
12年、15年に比べてフルーツの香りが強い
味わい軽やかなスモーキー・フルーツ・チョコレート・柔らかな甘み
フィニッシュ長くバランスがよい
アルコール度数43度
価格9,000円
ボウモア18年おすすめポイント
  • 香りが非常に強く、ボトルの瓶を開けるだけでクリーミーな香りを感じる事ができます。
  • 高級クラブの1流ホステスさんのような香りがします。
  • 味は、ボウモアの他のモデルよりフルーティーで繊細。とにかく高級感があります。
  • プレゼントにも最適な一品です。

ボウモアNo1

ボウモアNo1 テイスティングノート
色合い黄金色
香りかすかな潮の香・バニラ・シナモン
味わいシトラス・ハチミツ・心地よいスモーキーな感覚
フィニッシュバニラ様の甘さとスモーキーさの後に、
ライムのような爽やかなキレ
アルコール度数40度
価格約3,500円
ボウモアNo1おすすめポイント
  • 初めて熟成に使われる樽で寝かして作られたボウモアの新人さん
  • 他のモデルに比べて色は薄いが、味わいは新人とは思えないバニラや柑橘系フルーツが混じり個性的
  • 熟成樽の違いで、味が変化する事を学べる1本。12年の後に飲んでみて

ボウモア ヴォルト

ボウモア ヴォルト テイスティングノート
色合い褐色を帯びた黄金色
香りピート香、リッチ、トフィー、かすかなミント
味わいシェリー酒、BBQの薫製、濃厚な果実
フィニッシュピート香、甘み、軽やかなクリーミー
アルコール度数50.1度
価格約10,000円
ボウモア ヴォルト おすすめポイント
  • 海抜0mに位置する熟成庫で長期熟成したので、スモーキーさが強烈
  • 数量限定のボトルなので、今市場に出ている分だけなのでお早めに。
  • シェリー酒のような甘みに、ボウモアの他のモデルにないミントの香りが良いアクセントに。
  • アルコール度数が50度と高いので加水して飲む事をおすすめ。

 

まとめ

最後に、明日から使えるボウモアのウンチクをご紹介します。

ボウモアはイギリスの王家と深い関係にあります。

1980年エリザベス2世がボウモアの蒸留所に訪れた際に、ボウモアの新しいモデルが樽詰めされました。

この樽が空けられたのは2002年。

エリザベス女王戴冠50周年のお祝いに「BOWMORE THE QUEEN’S CASK」の特別モデルを645本も献上しました。

そういった歴史やボウモアの気品や力強さの味わいから、「アイラモルトの女王」と呼ばれています。

たいちょう
たいちょう

645本って、エリザベス飲み過ぎだろ。

味良し◎香り良し◎歴史良し◎ウンチク良し◎のボウモア。

ぜひ試してみてください。

▼ボウモアのスタンダードモデルはこちら▼

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